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光触媒の特徴


■光触媒の特徴

 スマイルテック株式会社のHP(ホームページ)にある「光触媒とは?」を読み、「光エネルギー」を利用する「触媒」である「光触媒」についてはご理解頂けたでしょうか?
ここでは、「光触媒」にどのような特徴があるのかについてご紹介していきたいと思います。

 「光触媒とは?」でも示したように、「光触媒半導体」を用いた「光触媒」反応には有機物を分解する性質があります
有機物を分解するという事は、壁などに付着する汚れの原因となる物質(有機物)を分解する事ができるため、常に綺麗な状態を実現する事ができると言う意味です。
「光触媒」の特徴はそれだけではなく、「防汚」の他にも「脱臭」、「抗菌」、「ガス分解」など例を挙げると切りがありません。



 ここで、実際に光触媒による「防汚」効果についての写真を見て頂きたいと思います。
以下にその写真を示します。



これは、ビルの白い外壁に光触媒を塗装してから約半年が経過した時の写真です。
←光触媒塗装部」で示された部分が光触媒を塗装した部分、「←未塗装部」で示された部分が光触媒を塗装していない部分です。
未塗装部には汚れが付着してしまっているために白い壁が黒くなり、光触媒塗装部は「光触媒」反応により汚れが分解され白い状態を保っているのがお分かりになるでしょうか?
光触媒は化学反応の前後で変化をしない触媒として働くため(触媒自体は酸化も還元もされないため)、機能の低下はなく、その効果は半永久的です。(経年による基板塗装面の劣化及び光触媒塗装そのものの剥離により、耐用年数はあります。)

 次に、光触媒(ティオスカイコート)の「抗菌効果」についてご覧ください。光触媒(ティオスカイコート)は、毒性のない酸化チタンのみで抗菌作用を実現することができ、「大腸菌・サルモネラ菌・MRSA等」のような様々な菌を殺菌します。また、殺菌するだけでは安心できないような菌(死骸にも毒性を持つO157大腸菌ベロ毒素等)そのものを分解するため、完全にクリーンな状態にまで戻すことが可能です。したがって、光触媒(ティオスカイコート)は集団感染を未然に防ぐのに有効な方法と言えます。以下に日本食品分析センターで行われた光触媒(ティオスカイコート)の抗菌効果を証明する実験結果を示します。

大腸菌 死骸の分解
経過時間 0h 24h ※菌は5〜10分で死滅していきます。
 0時間後

 1時間後

 3時間後

12時間後
ティオスカイコート 2.0×105 検出せず
対照 2.0×105 6.2×106
MRSA
経過時間 0hh 24h
ティオスカイコート 1.4×105 検出せず
対照 1.4×105 5.7×104
緑膿菌
経過時間 0h 24h
ティオスカイコート 1.4×105 検出せず
対照 1.4×105 8.4×106
サルモネラ
経過時間 0h 24h
ティオスカイコート 2.1×105 検出せず
対照 2.1×105 1.8×106
黄色ブドウ球菌
経過時間 0h 24h
ティオスカイコート 2.1×105 検出せず
対照 2.1×105 1.5×106

於:日本食品分析センター
塗布基盤:ポリエチレンフィルム
写真提供:大阪市立環境科学研究所、 京都大学医学部保健学科 (後藤俊幸、青嶋純代、森さつき、芝田典子、笹山哲)
写真提供:大阪市健康福祉局
注)MRSAとは黄色ブドウ球菌の中で特に抗生物質が効かないものを指します。

強力な酸化分解力で様々な菌を分解することがわかります。また、菌の死骸と合わせて、菌が死んだ後に出す毒素をも完全に分解してしまいます。

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